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ふたり

夜、好きな人と隣の駅までいってずーーっと静かな川沿いを歩いてしゃべったりふざけたりした。駅前がうるさかったので、住宅街に入ったりして、道に迷ったりした。
お昼が遅かったのであまりおなかが空いていなくて、8時くらいにファミレスに入った。ふたりで1つのものを分けて食べた。ずうっと話した。昔のことや今のことや、それと、星占いの話。
ファミレスを出たあともふたりとも帰りたくなくて、わざと道に迷ったりした。桜がまだ生きていた。ふたりとも気分が高揚して、恥ずかしい話をした。
駅につき、私はそれとなく、あした暇だなぁ、と言うと、好きなひとが「じゃあさ、あしたギター見に行こうか。」と言った。私は嬉しくて、うん行こう行こう、とどきどきしながら言った。
駅でさようならをして別れた。私は心臓がどきどきしてしまって、アパートまで帰る道をまちがえた。