ウゥッ

まいにち忙しい。デートをしたり、よるにご飯を食べに行ったり。夜はあまりアパートでご飯を食べられない。これは、でも仕方がない。お金がない。ないのに古着に7000円使ったりわざわざ無印良品の石鹸を買ったりする。頭が悪い。
ちなみに、ほんとうに大学内では頭が悪い。
彼氏のことがだいすき。大好きすぎてどうしようもない。わたしのへやでゲボを吐いても、帰りたくないとだだをこねても、目玉焼きを作ろうとして油をこぼしても、彼のことすべてがだいすき。とにかくやさしくておだやかで、けれどだらしがない彼がだいすき。だらしがないひとはまじで嫌なんだけど、彼のだらしなさはどうしても許してしまう。朝は起きないし、聞くところによると、高校はほとんど行ってなくて留年しかけたらしい。あともうすこし「礼拝」の授業を休んでいたら、留年していたんだって。彼は愛されキャラなので友達も多かったらしいけれど、彼曰く、学校はつまらないから行きたくなかったらしい。友達いるならいけばいいのに〜。


とにかく私は私の部屋で彼と過ごす時間がだいすきだし、彼とどこかにお散歩する時間も好き。あと、学校の中でたまーーーに食堂などで会った時に「あ…」と言って手を振る瞬間も好き。きょうはパーティでお酒をのみながらふざけていろんな男女と乱痴気騒ぎしてしまったけれど、そんなときに彼から「気をつけて帰ってね」とラインが来ると、とたんに切なくなって愛おしくなって頭がキリッと冴える。しっかりしなくちゃとおもう。

かれし

今日は1人で寝る。ゲボ事件をめちゃ引きずっていて(私が)、あのときの、裸の彼のオエーーーとしている姿、消化しきれてないわかめみたいな胃の内容物、ぜんぶ思い出したくなくて、まぁそれでもやっぱりめっちゃ好きですけどねかれのことは。
なんかまださっきも部屋の隅にゲボあった。つらい
でもゲボしても大好き、一緒に寝たい。


じと

昨日また私の家に彼氏が泊まったんだけど、酒を飲みすぎて夜中に彼氏が部屋で吐いた。大惨事になった。ごめんごめんと何度も言われ、まぁ仕方ないから大丈夫だよと言いつつも、やっぱりつらくて。部屋中がゲボになった。吐くことはどうしようもないけれど、やっぱりいざ自分の部屋で吐かれると、むり。私の城が…。
しかも私も酔いがまわっていて、彼氏がオエーしてる時ほんと立てなくて全裸で玄関にしゃがみこんで、たすけてたすけてとつぶやいた。だれも助けてくれなかった。この世の終わりかと思った。
しょうがないよね。私も別に怒らなかったけど、でもやっぱクソつらい…ベッドもキッチンも汚れてたし。ずっとくさい

学校に行っていない

きのうはよく分からない駅で好きな人とご飯を食べて、それで夜は公園に行った。付き合って欲しいと言われて、私ははいと答えた。そのあとは私の部屋に泊まって酒飲みながらそういうあれになった。今日もほんとは行かなきゃいけないガイダンスとかあったけど2人とも離れたくなくて無理だったから行ってない。人生って…

もうどうすればいいかわかんない

昨日 好きな人とギターを見に行った。楽器の街に行っていろいろ探したら、安くてかわいいのがあったので買ってしまった。好きな人はギターがめちゃめちゃにうまくてめちゃめちゃに詳しいので、いろいろ教わった。好きな人は、高校の時にバンドをすごいやっていたらしく、大会とかでも優勝するようなわりとガチバンドだったらしい。それで、私はそのギターを持ってふたりで公園に行って練習した。
私がギターを弾いているときに、好きな人はお菓子の袋を開けて私に「食べる?」と聞いたので、うん、と言うと、私の口にそれを運んだ。アーン というやつだ。私はすごく恥ずかしくて嬉しかったけど、そんなことはみじんも顔に出さないで、あんがと、と言った。
そのあとはずっと散歩をした。また夜まで。私はずっとその間ギターを持っていて重かったから、好きな人が私のバッグを持ってくれた。
私がギターを背負っていると、「似合うね」と言ってくれる。なんども言われて、恥ずかしかった。
夜は家系ラーメンを食べて、また散歩再開して、それでから電車で帰るために駅の方へ向かった。
私は単純な帰り方なんだけど、好きな人はいろいろ乗り換えとか面倒くさくて、だけど好きな人は「君と一緒に帰りたいからな〜…」とつぶやきながら、途中まで私と一緒に乗っていられるルートで帰ることにした。
電車のなかで、でももうさすがに歩きすぎて疲れていたので、私は半分寝ていたんだけど、好きな人は座席に座って、私はギターを下ろすのが面倒なので好きな人の前で立った。
私は仁王立ちでつり革をつかまりながら、上から好きな人をながめた。私は昨日はお腹がレースアップになってる変な形のワンピースを着ていたんだけど、好きな人はそのレースアップ部分をチロチロ引っ張ってきた。「なにやってんの、」と言うと、好きな人は「スニーカーみたいな服だね」と言ってレースアップをいじり続けた。そうして、そのあとまたお菓子の袋を出して、食べる?と私に聞いてきたので、さすがに電車でアーンは恥ずかしいと思い、「ちょうだい」といいながら手を出したら、好きな人は私の手に乗せてくれないで直接また私の口に運んだ。なんだかもう脳みそが溶けるかと思った。
そのあと、好きな人は私より先に電車から降りるはずだったのに、その降りるはずの駅でなぜか降りなかった。「なんで、ここで降りるんじゃないの?」と言ったら、「うん、やっぱり帰りたくない。もうちょっと一緒にいてほしい」と言われて、また脳みそが溶けた。結局、そのあと電車を変えて渋谷に散歩しに行った。
それで、渋谷でさようならをした。
帰ってからもラインは必ず来る。いろいろふざけたラインをしたあと、「あした大事な話があるから覚悟しといて」と言われた。ドキドキしすぎてもう嫌になってきた。そのあしたは、今日。